もともと人体は、免疫(自己防衛)機能と治癒(自己再生修復)機能に必要な様々な物質を体内で作り出（分泌）しています。

身体の病的老化や疾病発症は、生き物が生まれながらに持っている免疫力・治癒力の低下が大きく影響を与えます。遺伝的な潜在的健康リスクは、食習慣を含む生活習慣、その他の環境因子の影響で免疫力や治癒力が弱くなり、発現すると考えられています。

特に最近の研究では、生き物に共生している微生物の群れ(細菌叢：マイクロバイオーム )が、この免疫力・治癒力に多大な影響を与えていることが明らかになってきました。

ヒトに共生している細菌は「常在菌」と呼ばれ、私たちの誕生とともに身体に生息し、一生を共にしてきました。常在菌は口腔・咽頭・呼吸器、尿生殖器、胃・腸などの「身体の内側」を含めたあらゆる体表面で共生しています。

免疫力や治癒力を適正に保つには「血液の循環性、常在菌の多様性、自律神経の恒常性」が重要です。そのためには、体調を整える「休息(睡眠)、呼吸、姿勢、フットケア、ストレッチ(ファッシャなど)、運動(身体機能維持向上)、水分・栄養、ストレス管理など」の正しい知識が必要です。

当協会では、特に「血液循環と腸内環境」を良くする普段の食生活、「常在菌や自律神経」のバランスを整える賢いライフスタイルへの移行を支援するための啓蒙活動を行っています。

当協会主催の腸育腸活スクールSmart Foodでは「血糖値コントロールと腸内環境の最適化」を、フランス式ファミリーアロマテラピーSmart Aromaでは「皮膚常在菌や自律神経のバランスの最適化」などを図るための知識や実践方法を学ぶ講習と講師人材の育成を行なっています。

​

また、スクールで得た知識や実践しているライフスタイルを活かした働く機会づくり、さらに健康的なライフスタイルを補助する商品やサービスの開発支援や監修なども行っています。